『夏の日のおかん』より
わたしは今、広島県美展というコンクールに向けて絵を描いているのだが、ひょんなことから(ひょんな事でもないが)風水師の資格も取ろうと思っている。今アルバイトをしているのだが、この不景気。なかなか思うようには稼げないのが実状である。
そこで、夏までにおかんのお店で雇ってもらうべく、今後風水師としての活躍や、エステ関係の技術を身につけようと思っているのだが、これがなかなか面倒くさがり屋な私にとっては、時として辛いものがあるのである。
バイトして(半日だけだけど)絵を描いて、風水の勉強して、エステの技術を身につけるなんてことは今までの人生の中でこんなにいっぺんの事をやろうとしたことはないだろう。つい、イライラしてしまいがちなのである。晩ご飯なんて作っているばやいではないのである。
しかしながら、おかんはどうだろうか。
45歳という更年期障害間近を迎えながら、彼女は通関士の勉強をしているではないか。月曜から金曜まで5時間みっちりと。その勉強をしながら自分のパワーストーンの店をしたり作家になるための原稿を書いたり、店舗拡大の計画を日々練ったりしている。・・・なんてアグレッシブな45歳であろうか。私がしらないだけで、もっと高齢にしてアグレッシブな方もおられることであろうが・・・。
おかんは私にとって、「いやはや自分は何たることか」、と自分を見つめるいいきっかけとなる存在である。
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